レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/02/05 22:52
ストラテジストは、信用スプレッドと長期インフレ期待が抑制されている限り、米株式市場は関税の影響にある程度耐えられるとの見解を示している。一方、日本と韓国は米貿易赤字が大きく、中国へのエクスポージャーも高い。オペレーションのレバレッジが最も高いため、関税の影響を最も受けやすい国であると言う。また、英国とインドが最も影響が小さく、潜在的なドル高が同国の株式を押し上げるとも述べた。
同ストラテジストは、負債の比重が小さい低レバレッジのディフェンシブ銘柄を挙げ、医療機器、ソフトウェア、米国以外の防衛関連、香料関連へのエクスポージャーを推奨。積極的な関税シナリオではＩＴ・ハイテクと消費財がアンダーパフォームする一方、金関連がアウトパフォームするという。また、グローバル金融を、他の多くのシクリカル銘柄（景気循環株）よりも選好しているとも述べた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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