レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/02/12 14:06
米大手銀のアナリストは、トランプ大統領の通商、財政、移民政策は穏やかなインフレ傾向をもたらし、その変化は下半期にインフレに反映されるだろうと予測している。また、今後数週間に追加関税が課された場合、その時期は早まる可能性があるとも指摘した。
問題は、政策変更が長期的なインフレ期待まで影響を与えるかどうかだという。市場ベースの指標は依然歴史的な範囲内にあるとも付け加えた。同アナリストは、インフレが２％目標を上回ったままの状態が続いていることから、「ＦＲＢの利下げサイクルはすでに終了」とのこれまでの見解を変えていない。
なお、明日の１月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）は総合、コアとも前月比０．３％の上昇を予測しているという。その予測が正しければ、「ＦＲＢは現状維持を続けるべき」という主張はさらに強まるだろうとも指摘した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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