レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/02/12 23:52
(NY時間09:48)(日本時間23:48)
ギリアド・サイエンシズ<GILD> 104.17(+8.03 +8.35%)
ギリアド・サイエンシズ<GILD>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスでも予想を上回る見通しを示している。
同社の主力HIV薬に対する需要が引き続き強いことが示された。同社はHIV、C型肝炎、その他の病原体に対する抗ウイルス薬の長年の強みに加え、がんや他の疾患における新たな成長源の開発にも取り組んできた。主力のHIV薬ビクタルビの売上は21%増の38億ドルに達し、予想も上回った。同社は声明で「需要の高まり、価格設定、在庫の好循環が組み合わさったことが成長の要因」と述べた。
同社はリスクの高い患者に対して年2回の注射でHIV感染を予防できる可能性のある薬剤の認可を待っている。これについて同社は、「この新しい予防薬を今夏にも発売する可能性がある」と述べている。
アナリストは「レンクビオの上方修正の可能性と、次世代HIVパイプラインの進展に伴うさらなるマルイチプル拡大の可能性に注目している」と述べたほか、「同社は、売上を拡大しながら経費を安定させ、利益拡大と経費を予想を下回る水準に維持する計画を繰り返し述べた。これは心強い」とも語った。目標株価を123ドルに引き上げている。
・1株利益(調整後):1.90ドル(予想:1.71ドル)
・売上高:75.7億ドル 6.4%増(予想:71.3億ドル)
製品:75.4億ドル(予想:70.7億ドル)
・粗利益率(調整後):86.7%(予想:85.9%)
・研究開発費(調整後):16.1億ドル(予想:15.0億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):7.70~8.10ドル(予想:7.54ドル)
・製品売上高:282~286億ドル(予想:281億ドル)
【企業概要】
HIV・ウイルス性肝炎・新型コロナウイルス感染症・癌などの生命を脅かす病気の予防と治療のための革新的な医薬品の発見・開発に取り組むバイオ医薬品会社。HIV治療における初の単剤レジメン、COVID-19治療薬などのほか、B型・D型肝炎や炎症性腸疾患などの治療薬の開発を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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