レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/02/15 08:04
*米小売売上高(1月)22:30
結果 -0.9%
予想 -0.2% 前回 0.7%(0.4%から修正)(前月比)
結果 -0.4%
予想 0.3% 前回 0.7%(0.4%から修正)(除自動車・前月比)
結果 -0.5%
予想 0.3% 前回 0.5%(0.3%から修正)(除自動車/ガソリン・前月比)
結果 -0.8%
予想 0.3% 前回 0.8%(0.7%から修正)(コントロール・前月比)
日本時間22時半に発表になった1月の米小売売上高は前月比0.9%減と予想以上の減少となった。他の数値も全体的に予想外の減少となり、約2年ぶりの大幅な落ち込みとなっている。年末の消費ブーム後、年を明けて急激な買い控えが起こっている可能性を示唆している。13のカテゴリーのうち9つで減少が見られ、特に自動車、スポーツ用品、家具店での減少が顕著だった。
1月分は厳冬と山火事の影響で実店舗での買い物が減少した可能性が指摘されているが、多くの分野で減速が見られおり、それら以外の要因が作用している可能性も指摘されている。消費者は根強いインフレと高い借入コストに直面しており、支出を支えるためにクレジットカードやその他の負債に頼る人が増えている。消費者は3年目に入った高金利に直面しており、延滞も急増している。
また、トランプ大統領が相互関税を提案したが、複数の国からの様々な輸入品への課税で、それは最終的に消費者に影響を及ぼし、今後の小売売上高の数字を歪める可能性があるとの指摘も出ている。小売売上高の数字はインフレ調整されないため、増加は単に販売活動の増加ではなく、価格上昇を反映する可能性もある。
なお、GDPの算出に用いられる、いわゆるコントロールグループの売上高は0.8%減と、2023年3月以来の大幅な減少となった。この数字は、外食、自動車ディーラー、建築資材店、ガソリンスタンドが除外されている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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