レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/02/20 11:11
トランプ大統領は19日、4.5兆ドル(約680兆円)規模の減税を盛り込んだ下院の予算案に支持を表明した。ブルームバーグが伝えた。共和党は辛うじて議会の上下両院の過半数を握るが、予算案を巡り両院の対立が続いている。
トランプ大統領が掲げる優先事項をまとめた1本化法案の成立を模索する下院に対して、上院は今週、移民取り締まり強化の財源などを先に手当てする法案の採決を予定。減税や債務上限引き上げを巡る議論の決着には時間を要するため、これらの優先事項に迅速に対応したい考えだ。
だが、トランプ大統領は「上下両院が下院の予算案を可決し、財政調整プロセスを始動させ、すべての優先事項を1つの大きな美しい法案にまとめる必要がある」とソーシャルメディアに投稿。上院案を退けた。ただ、下院案に関する協議は数カ月を要する可能性が高い。
今回のトランプ大統領の発言が追い風となって、ジョンソン下院議長(共和党)は可決に必要な票を集めやすくなるかもしれない。共和党内の財政保守派は一段の歳出削減を求める一方、穏健派の一部はすでにメディケイド(低所得者向け医療保険制度)に対する歳出削減規模を巡り懸念を表明しており、歳出削減の程度と減税の規模を巡って激しい攻防が予想される。
株探ニュース
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