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ロウズが決算受け上昇 既存店売上高が予想外の増収=米国株個別

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/02/26 23:42

(NY時間09:39)(日本時間23:39)
ロウズ<LOW> 247.02(+4.63 +1.91%)

 ホームセンター2位のロウズ・カンパニーズ<LOW>が上昇。取引開始前に11-1月期(第4四半期)決算を発表し、既存店売上高が予想外の増収となったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、通期の見通しについては予想を下回っている。関税から価格に敏感な消費者まで、マクロ環境の不確実性が今年の見通しの重荷となっている。

 それでも、第4四半期の業績は概ね好調。同社は、好調なホリデーシーズンとオンライン販売により一部上昇したと説明している。ホームセンター各社は、パンデミックに端を発したブームが高金利のために沈静化した後、売上増に火をつけようとしてきた。消費者は住宅購入やリフォームを手控え、借入コストが安くなるのを待っている。

 これに対して同社は、より大規模で複雑なプロジェクトに取り組む傾向のある住宅改修のプロ向けの事業を拡大しようとしている。いわゆるプロ顧客は一般的に日曜大工の消費者を上回っており、ライバルのホーム・デポ<HD>もこの分野を狙っている。

 アナリストは「通期の見通しは予想を若干下回ったものの、既存店売上高のプラス転換が今回のストーリーの鍵で、老朽化およびメンテナンス需要のサイクルが再活性化していると考えている」と述べた。

 また、「ガイダンスは適度に保守的に見え、特に金利が下げ始めた場合、リフォームや改良のために消費者が準備しておいた資金を利用し始めた場合、さらなる上昇の可能性もある」とも語った。

(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:0.2%増(予想:1.8%減)
・1株利益(調整後):1.99ドル(予想:1.84ドル)
・売上高:185.5億ドル 0.3%減(予想:183.1億ドル)
・粗利益率:32.9%(予想:32.8%)
・総拠点数:1748(予想:1748)
・小売店舗面積:1.95億平方フィート(予想:1.96億平方フィート)

(通期見通し)
・既存店売上高:0~1%増(予想:1.4%増)
・1株利益:12.15~12.40ドル
・売上高:835~845億ドル(予想:846.4億ドル)
・営業利益率:12.3~12.4%(予想:12.5%)

【企業概要】
 米国各地の店舗で建築資材を販売し、ホームデコレーション、修繕、修理、改築、不動産管理関連の製品を網羅する住宅関連用品小売り会社。ホームセンター運営会社。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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