レポート
配信元:フィスコ
投稿: 2025/03/03 07:34
*07:34JST NYの視点:【今週の注目イベント】米関税の行方、米雇用統計、ECB理事会、パウエルFRB議長
今週はトランプ米大統領が合同議会で演説を予定している。また、対カナダ、メキシコ関税を発動、また、対中で追加10%の関税を発動する予定。交渉次第では内容が変わる可能性もあり動向に注目が集まる。計画通り発動されると、インフレ懸念に金利が上昇し、ドル買いを支援すると見る。
米国では雇用統計や全米の製造業活動を示すISM製造業、サービス業のISM非製造業景況指数などで景気動向を探る。また、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が基調演説を予定しており、利下げ軌道を判断する。
欧州中央銀行(ECB)では定例理事会で、0.25%の利下げを実施する見通し。ラガルド総裁会見で、米国の関税の可能性やウクライナ戦争などを受けた経済やインフレ見通しに注目、今後の利下げ軌道を探る。
■今週の主な注目イベント
●米国
3日:建設支出、ISM製造業、ムサレム米セントルイス連銀総裁基調講演
4日:トランプ米大統領は合同議会で演説、対カナダ、メキシコ関税発動
5日:ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、製造業受注
6日:貿易収支、週次失業保険申請件数、卸売り在庫、ウォラーFRB理事講演、ボスティック米アトランタ連銀総裁講演、
7日:雇用統計、パウエルFRB議長が基調講演
●中国
3日:財新製造業PMI
4日:トランプ大統領が議会で
5日:財新サービスPMI、全国人民代表大会、2025年の成長見通し発表
7日:外貨準備、貿易収支
●英
3日:製造業PMI
●日本
3日:じぶん銀製造業PMI
4日:失業率、資本支出
5日:日銀副総裁講演
●欧州
3日:CPI、製造業PMI
4日:失業率
5日:ユーロ圏鉱工業生産
6日:小売売上高、ECB定例理事会、ラガルドECB総裁会見、EUサミット
7日:GDP
●加
7日:失業率
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