レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/04/04 12:37
前日にトランプ大統領が関税措置を発表したが、これを受けてエコノミストから、米経済見通しの引き下げが相次いでいる。年内にリセッション（景気後退）に陥るリスクも指摘されている一方、インフレは再び加速の可能性があると見ているようだ。各エコノミストの予想は以下の通り
●新たな関税を考慮したうえで、今年の米ＧＤＰは０．６％増、基調インフレは４．７％への上昇を予想。
●ＧＤＰに一段と悲観的な見方をしており、今年は０．１％のマイナス成長を予想している。一方、インフレについてはやや楽観的で３．７％。失業率は年末までに上昇すると見ている。
●われわれの見方ではインフレが来年にかけて上昇するだけでなく、ＧＤＰのマイナス成長と失業率上昇も見込んでいる。ＧＤＰは２四半期でマイナス成長を記録すると予想している。
●現在の政策がベースラインとして続くならば、今年のコアＰＣＥ価格指数の予想は４．０－５．０％上昇のレンジに修正する必要がある。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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