レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/04/10 09:53
ベッセント米財務長官は、同盟国と貿易協定を結び、その基盤を築いてから、「集団で」中国に対し不均衡な貿易構造を是正するようアプローチするとの構想を示した。
長官は講演後の質疑応答で、「最終的には同盟国と合意に達することができるだろう。彼らは軍事面では良い同盟国だが、経済面では完璧な同盟国ではない。その後、グループとして中国にアプローチすることが可能だ」と語った。
ベッセント長官はＥＵが米国から離れ、中国に軸足を移そうとしていると警告し、スペインが明らかにその路線を支持していると指摘。「それは自らの首を絞めるようなものだ」と述べた。
長官は相互関税を受けて、中国を取り囲む多くの国が米国との貿易交渉を求めていると強調。中国は米国との対立をエスカレートさせようとしている唯一の国だと述べた。
長官は、間もなく開始される日米協議に加え、９日にベトナム代表団がワシントンを訪問すると述べた。韓国とインドも協議を求めていることを明らかにしている。
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