レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/04/18 02:26
(NY時間13:25)(日本時間02:25)
アメックス<AXP> 253.77(+0.85 +0.33%)
アメックス<AXP>が取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、経常収益は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。通期については従来見通しを維持している。富裕層が関税による不確実性にもかかわらず支出を継続しており、通期の見通しを維持したとしている。
同社は声明で「これまでの安定した支出とクレジット動向、および現在の経済見通しを踏まえ、1月に提示したガイダンスを維持する。ただし、マクロ環境次第だ」と指摘。また、スクエリCEOは「顧客はこれまで通りに行動している。特に異なる点や懸念材料は見当たらない」と述べた。
ここ数カ月、卵などの日用品の高騰が平均的な米家計を圧迫してきた。しかし、同社の顧客は全般的に財務状況が良好で、プレミアム・カードの利用に抵抗がないため、影響は限定的となっている。しかし、経済状況が深刻化し、消費を躊躇させるほどになれば、支出が鈍化する可能性はある。
スクエリCEOは「4月の最初の数週間でも顧客が支出習慣を変更していない。航空券の支出は前月比でやや減速したが、プレミアムキャビンのチケットは依然として堅調だ」と述べていた。
株価は小幅高での推移となっている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:3.64ドル(予想:3.48ドル)
・経常収益:169.7億ドル(予想:169.6億ドル)
ディスカウント収入:87.4億ドル(予想:88.4億ドル)
ネットカード手数料:23.3億ドル(予想:24.3億ドル)
・ネットワーク取引高:4396億ドル(予想:4429億ドル)
・総費用:124.9億ドル(予想:124.0億ドル)
カード報酬費用:43.8億ドル(予想:42.8億ドル)
・貸倒引当金:11.5億ドル(予想:13.9億ドル)
・カード会員貸付残高:1392.0億ドル(予想:1389.3億ドル)
(通期見通し)
・1株利益:15.00~15.50ドルを維持
・経常収益:8~10%増を維持
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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