レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/05/03 00:17
ＯＰＥＣプラス」は５日に予定していたビデオ会議を２日前倒しし、３日に開催する。複数の加盟国代表者が明らかにした。ビデオ会議では６月の産油量を協議。会合では大幅な追加増産を決定すると見られている。
前回会合で予想外の方針転換が決まったのは、トランプ大統領が４月２日に中国をはじめとする貿易相手国に貿易戦争を仕掛けた数時間後だった。
ＯＰＥＣプラスが政策を転換したのには、政治的な要因も考えられる。サウジとの関係強化を望むトランプ政権は、石油価格の引き下げを改めてＯＰＥＣに要求している。
トランプ大統領はイランとの核合意も目指して取り組んでおり、実現すればイラン産原油の供給が増加する可能性がある。
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