レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/05/07 03:52
ベッセント財務長官が本日、下院歳出委員会で議会証言を行い、連邦債務の上限枠内での借り入れ能力が尽きるまでの警戒ゾーンに入っていると改めて述べた。ただ、具体的な時間枠への言及は避けている。
長官は、財務省がすべての債務を期日通りに払えなくなる、いわゆるXデーが近づいているとわれわれが判断すれば、議会に報告すると述べた。財務省ではまだ、最新の納税申告に基づく税収を集計しているところだとも述べた。
米連邦債務の法定上限は1月初めに適用が再開。米財務省は特別会計措置を活用することで上限を上回らないように債務支払いを継続している。財務省は8月から10月にかけて、債務上限の引き上げ、もしくは適用の一時停止を議会に求めざるを得なくなると市場は見ている。
長官は「いまは警戒ゾーンにあるが、米政府によるデフォルト(債務不履行)は決してない」と強調し、債務上限を迂回するための小細工は財務省は用いないと誓約した。
米政府の特別会計措置による資金繰りがいつまで持つのか、財務省は5月前半に新たな見通しを示すと先週表明した。超党派の機関である米議会予算局(CBO)のスウェーゲル局長はきのう、連邦政府の歳入は当初予想通りに推移している模様だと述べ、夏の終わり頃、8月から9月にかけてまでは持ちこたえられると示唆した。
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