レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/05/23 22:00
*米新築住宅販売件数(年率)(4月)23:00
予想 69.5万件 前回 72.4万件
このあと日本時間23時に4月の米新築住宅販売件数が発表される。予想は年率換算で69.5万件と前回から減少が見込まれている。前回3月分は南部での販売が4年ぶりの高水準となるなど、住宅ローン金利低下や住宅メーカーの販売奨励策が寄与し、予想外の強さとなっていた。
しかし、今回は前回の反動が予想されるほか、住宅ローン金利は月を通じて上昇し、購入意欲を低下させたと見られている。4月後半のMBA住宅ローン申請件数は減少が確認されているほか、直近発表のNAHB住宅市場指数が大きく下回ったことも今回の予想に繋がっている模様。
今月発表の5月調査分のミシガン大消費者信頼感指数では、消費者が購入条件が悪化したと報告していたが、これは主に経済の不確実性によるところが大きく、価格や融資条件によるものではない。
なお、新築住宅販売件数は今後さらに鈍化が予想されている。住宅ローン金利は5月も上昇を続け、これが需要に圧力をかけると予想される。一方、住宅メーカーの在庫は過剰な状態にあり、これが購入者へのインセンティブ提供を促し、購買を上げる可能性はあるとも見られているようだ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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