レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2022/02/16 03:54
ホテルのマリオット・インターナショナル<MAR>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。世界的に旅行市場が回復したことが寄与した。
同社は声明で「感染拡大の逆風が続く中、昨年の世界の販売可能客室売上高(REVPAR)の回復に大きな進展が見られた。各地域では、ゼロコロナ政策により回復が停滞した中国を除き、第4四半期は第3四半期と比較してREVPARの回復が続いた」と述べた。また、今年については、「純客室数は3.5%-4%の伸びが予想される」としている。
アナリストからも前向きなコメントが出ており、REVPARと客室平均販売価格(ADR)が改善しており、パンデミック前の水準に向かって推移している。REVPARは2019年比で19%減となったものの、予想の22%減は上回った。今年の純客室数の見通しは予想を下回り残念ではあるが、昨年のように年間を通じてガイダンスを上方修正する余地はありそうだとも指摘している。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.30ドル(予想:0.99ドル)
・売上高:44.5億ドル(予想:39.9億ドル)
・営業利益率(調整後):54%(予想:53.6%)
・EBITDA(調整後):7.41億ドル(予想:6.85億ドル)
(NY時間13:43)
マリオット<MAR> 179.24(+7.91 +4.62%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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