レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/06/10 21:13
全米自営業連盟(NFIB)がこの日に発表した5月の中小企業楽観度指数は、前月よりも3ポイント高い98.8となった。企業が経済見通しに対してやや楽観的な姿勢を強めたことが背景にある。
調査項目10項目のうち7項目が改善し、中でも「今後のビジネス環境」や「実質売上高」に対する期待が大きく、押し上げ要因となった。
一方、「不確実性指数」も上昇。トランプ大統領による関税の不透明な展開や、税制改革法案を巡る懸念が高まっていることを示している。また、最も重要な問題として「税金」が挙がったのは、NFIBの調査では2020年末以来で初め。
同指数は前月まで、長期に渡る低下局面が続いていた。5月は、米中間の極端な関税措置が一時停止され、貿易摩擦が若干緩和。米中はより長期的な通商合意と、その他の懸案解決に向け交渉を進めている。
この一時的な合意により、企業が投資に踏み切る自信を多少取り戻した可能性がある。今後数カ月で設備投資を計画している企業の割合は、年初来では最高だが、それでもパンデミック初期以来の低水準に近い。
今後3カ月で値上げを予定している企業の割合は31%と、1年超ぶりの高水準となった。
株探ニュース
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