レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/06/16 21:20
ストラテジストは、中東での紛争激化は株式市場に対する市場のストーリーを転換させ、米国株の調整リスクを高める可能性があると指摘。
中東の紛争が、消費者の健全性、経済全体の見通し、ＦＲＢの政策路線に対する懸念を一段と高めるとし、Ｓ＆Ｐ５００の年末のフェアバリューが４８００－５２００の範囲になる下振れシナリオに言及している。
また、Ｓ＆Ｐ５００は関税ショックの際にも割安にならなかった上、現在は平均を上回る水準にあり、そのためバリュエーションが脆弱になっているとも指摘。
物価圧力への懸念もあり、ＦＲＢが重要視しているＰＣＥ価格指数が４％に達する可能性も視野に入り、その場合、年内の利下げは２回に留まり、米１０年債利回りも現行水準で推移する見込みだという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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