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ウーバーが決算受け上昇 パンデミック関連の逆風緩和を示す=米国株個別

レポート

配信元:MINKABU PRESS

投稿: 2022/02/11 00:03

 配車サービスのウーバー・テクノロジーズ<UBER>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、ブッキングも予想を上回り、プラットホームの利用者は1.18億人と過去最高を記録した。ただ、第1四半期のブッキングはオミクロン株の影響を考慮して予想を下回る慎重な見通しを示している。

 コスロシャヒCEOは声明で、「直近の1週間の予約総数が1カ月前より25%増加していることに触れ、オミクロン株が12月下旬に当社の事業に影響を与え始めたが、機動性はすでに回復し始めた」と述べた。

 アナリストからも配車サービス業界はパンデミックに関連した逆風が緩和しているとの指摘も出ている。「今回の決算は、モビリティ分野での成長性向上とデリバリー分野での持続的な需要を示す結果となった。第1四半期の見通しはオミクロン株の影響で予想を下回っているが、投資ポートフォリオに支えられ、バランスシートは依然として強固。市場全体におけるリーダーとしての地位、マクロ環境、実行力、バリュエーションの向上を考慮し、引き続きポジティブな見方をしている」との評価も聞かれた。

(10-12月・第4四半期)
・1株利益:0.44ドル(予想:-0.31ドル)
・売上高:57.8億ドル(予想:53.5億ドル)
・ブッキング:258.7億ドル(予想:256.7億ドル)
  配達:134.4億ドル(予想:136.2億ドル)
  モビリティ:113.4億ドル(予想:112.5億ドル)
  積載:10.8億ドル(予想:6.85億ドル)
・EBITDA(調整後):0.86億ドル(予想:0.64億万ドル)
・月間プラットホーム・カスタマー:1.18億人(予想:1.16億人)

(1-3月・第1四半期見通し)
・ブッキング:250~260億ドル(予想:272.5億ドル)
・EBITDA(調整後):1~1.3億ドル(予想:1.5億ドル)

(NY時間09:49)
ウーバー<UBER> 41.97(+1.78 +4.43%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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