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米国防総省、空爆は限定的な...

米国防総省、空爆は限定的な打撃しか与えなかったと分析 トランプ大統領は否定

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/06/25 21:14

 イラン核施設3カ所に対し、米軍が実施した空爆について、米国防総省の軍事情報機関は、限定的な打撃しか与えなかったとの初期分析を公表した。国防情報局(DIA)の報告書によると、米軍の空爆は地下に設置された遠心分離機を含め、イラン核開発プログラムの中核部分を無力化するには至らなかった可能性が高いという。

 しかし、この分析に対してトランプ大統領は否定。「イランの核施設は完全に破壊された」と自身のソーシャルメディアに投稿した。米国防総省の報告を報じたメディアに対して、「史上最も成功した軍事作戦をおとしめようと、結託している」とも主張している。

 トランプ大統領はオランダのハーグで開かれているNATO首脳会議で、「報告の結論は曖昧だが、自身はなお施設が破壊されたと信じている」と語った。「報告が言っているのは、分からないということだ。打撃は非常に深刻だった可能性があり、それが報告の内容だ。自分はそれが正しいと思うが、分からないと捉えることもできるだろう。極めて深刻な打撃だった。壊滅させた」と述べた。

 一方、AP通信がイラン外務省の発言を伝えており「米国により核施設に深刻な損傷が出ている」と述べている。

株探ニュース

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