レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/07/02 02:01
本日はパウエルＦＲＢ議長がＥＣＢのフォーラムに出席し、先日の議会証言の通りに様子見の姿勢を強調した。関税が今後、インフレを押し上げるとの見通しも同様に述べていた。
しかし、市場では年内の利下げ期待が強まっている。米大手証券のアナリストは、ＦＲＢは年内に３回に渡り、０．２５％ポイントずつ利下げを行うと予想している。９月、１０月、１２月にそれぞれ実施される見通しだという。
同アナリストは「万一、利下げに保険的な動機があるならば、２０１９年のように連続会合での実施が自然だろう」と述べている。一方、今週発表予定の米雇用統計が大きく予想を下回らない限り、７月の利下げはないと予想。
短期金融市場では、７月利下げの確率を１９％としている一方、９月利下げは完全に織り込み、１０月および１２月の追加利下げも高い確率で織り込んでいる状況。
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