レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/07/10 04:45
この日は６月開催分のＦＯＭＣ議事録が公表され、委員の間で金利見通しに開きがあり、その主な要因は関税がインフレに与える影響についての見解の違いだったことが明らかとなった。
数人の委員は「関税が一時的な物価上昇を引き起こすものの、より長期のインフレ期待には影響しない」と指摘した。しかし、大半の委員は、「関税がより持続的な影響をインフレに与えるリスクがある」と主張した。
一方、景気に関しては建設的な見方を示している。４月に発表された「解放の日」の高関税によるショックと比べて、貿易戦争が沈静化する可能性があることから、先行きに関して安心感を持っていた。
しかし、今週になって、関税は８月１日に再び引き上げられる見通しとなった。これは今月のＦＯＭＣでの判断を鈍らせる可能性がある。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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