レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/07/12 02:39
バイオ医薬品のミンク・セラピューティクス<INKT>が一時８５０％超急騰し、過去最大の上げ幅を記録した。進行性の精巣がん患者が同社の開発中の治療薬によって「完全かつ持続的な寛解（かんかい）」を示したと発表したことが材料。
同社の開発中の治療薬「ＡｇｅｎＴ－７９７」は、治療が難しい腫瘍に対する同種異系ｉＮＫＴ（不変型ナチュラルキラーＴ）細胞療法。
医師は「標準治療および実験的治療のすべてが無効だった患者において顕著な反応が見られた。固形がんに対するｉＮＫＴ細胞療法の臨床研究をさらに進める強力な根拠になる」と述べている。
なお、ボラティリティのため取引停止が繰り返された。
【企業概要】
がんや免疫介在疾患に対する同種異系ナチュラルキラーT(iNKT)細胞療法の発見・開発・商品化に取り組むバイオ医薬品会社。独自の次世代技術プラットフォームを活用し、移植片対宿主病(GvHD)、固形腫瘍、および重篤な肺免疫不全の治療薬として主力製品候補AGENT-797の臨床試験を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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