レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/07/15 21:20
米大手銀のファンドマネジャー調査によると、世界のファンドマネジャーは記録的なペースでリスク資産に回帰している。経済成長や企業業績への楽観が背景にある。
同銀の7月調査によると、投資ポートフォリオにおけるリスク水準は、3カ月平均で2001年の調査開始以来最高を記録。特に米国株、欧州株、IT・ハイテク株への資産配分が大幅に増加しているという。S&P500株価指数が過去最高値を更新する中、ファンドマネジャーの強気姿勢が強まっている。
同銀のストラテジストは「夏場に大きな株価調整が起こるとは考えていない」とし「株式へのエクスポージャーはまだ極端な水準ではなく、債券市場のボラティリティーも引き続き低水準にある」との認識を示した。
調査によると、米国株への配分は昨年12月以来の大幅な増加となり、IT・ハイテク株への3カ月間での配分拡大は2009年以降で最大だった。ユーロ圏の株式への配分も過去4年で最も強気の水準に達したという。企業業績に対する楽観も20年以来の大幅な上昇となったとしている。
「今後1年以内に景気後退は起こらない」と答えた参加者の割合は差し引きで59%に達し、4月にトランプ大統領が関税を発表した際の悲観から一転している。
株探ニュース
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