レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/07/16 22:43
(NY時間09:42)(日本時間22:42)
バンカメ<BAC> 46.33(+0.18 +0.39%)
バンカメ<BAC>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、純受取利息(NII)、トレーディング収入とも予想を上回った。トレーディング収入は過去最高を記録。投資銀行部門も予想を上回る収入を記録している。
4月のトランプ関税以降、市場のボラティリティが世界中の市場を揺さぶっているが、それが同銀を含むウォール街のマーケット部門には追い風となり、顧客取引の急増により、M&A回復期待が裏切られる中でも堅調な業績を確保する結果となった。
モイニハンCEOは声明で「消費者は堅調で支出も資産の質も健全さを保っている。法人顧客の借入利用率も上昇。加えてマーケット部門は良好な勢いを見せた」と述べた。
同銀は米国で第2位の大手行だが、今回の決算はトランプ大統領の2期目開始後、主要銀行がどのように業績を伸ばしているかを示す好例となった。
ただ、株価は小幅高での推移に留まっている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益:0.89ドル(予想:0.89ドル)
・経常収益:264.6億ドル(予想:266.4億ドル)
純受取利息(NII):146.7億ドル(予想:145.9億ドル)
トレーディング収入(DVA除く):53.8億ドル(予想:49.4億ドル)
FICC:32.5億ドル(予想:29.6億ドル)
株式:21.3億ドル(予想:20.6億ドル)
ウェルス・投資管理:59.4億ドル(予想:59.6億ドル)
投資銀行:14.3億ドル(予想:12.7億ドル)
アドバイザリー:3.33億ドル(予想:3.11億ドル)
債券引受:8.37億ドル(予想:7.70億ドル)
株式引受:3.28億ドル(予想:2.63億ドル)
・貸倒引当金:15.9億ドル(予想:16.4億ドル)
・貸付金:1.15兆ドル(予想:1.12兆ドル)
・総預金:2.01兆ドル(予想:1.99兆ドル)
・株主資本利益率(ROE):9.98%(予想:9.5%)
・総資産利益率(ROA):0.83%(予想:0.81%)
・有形普通株主資本利益率(ROTCE):13.4%(予想:12.7%)
・バーゼルⅢベースCET1比率:13.0%(予想:13.4%)
・標準方式CET1比率:11.5%(予想:11.7%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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