レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/07/16 23:05
*米鉱工業生産(6月)22:15
結果 0.3%
予想 0.1% 前回 0.0%(-0.2%から修正)(前月比)
*米設備稼働率(6月)22:15
結果 77.6%
予想 77.4% 前回 77.5%(77.4%から修正)(前月比)
この日発表の6月の米鉱工業生産は前月比0.3%増と4カ月ぶりの増加となった、電力部門の急増と製造業の小幅な伸びが寄与した。FRBが発表したデータによると、工場、鉱山、電力の総生産は前月比0.3%増と、5月の横ばいから改善。電力部門の生産が2.8%増と大きく伸びた一方、鉱業は減少した。
鉱工業全体の約4分の3を占める製造業は0.1%増で、5月の0.3%増に続いて2カ月連続でプラス。自動車を除く生産は0.3%増と3カ月ぶりの高い伸びとなり、広範な品目での回復を反映した。第2四半期全体では製造業の生産は2.1%増となり、2021年末以来の最速ペースだった前四半期からはやや減速した。
FRBによると、6月の製造業の増加は、商業用航空機、機械、家具、一次金属の生産増によるものだという。需要分野別では、建設および事業向け資材の生産が拡大。業務用設備の生産も増加したがペースは鈍化した。
ただし、米製造業は、輸入原材料に対する関税引き上げ、トランプ大統領による通商政策の相次ぐ発表に伴う不透明感、個人消費の伸び鈍化といった複数の課題に直面している。
また、相互関税によって米国企業が逆風を受けるリスクも存在。トランプ政権の予算法案で企業は望んでいた法人税制の恩恵を確保した一方、予測不可能な通商政策は設備投資の本格回復を抑制する恐れもある。
一方、設備稼働率は76.9%に上昇。鉱工業全体の稼働率も上昇した。
株探ニュース
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