レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/07/30 22:25
米大手銀エコノミストは、金曜日に発表される7月の米雇用統計の非農業部門雇用者数(NFP)は6万人増と予想しており、コンセンサス予想の10万人を下回ると見ている。「自身の予想が正しければ、市場の反応は恐らくハト派的になるだろう。しかし、投資家には民間部門の雇用増加と失業率により注目してほしい」と述べている。
6月の政府部門の雇用者数の増加は季節的な歪みのようなものだったと指摘。今回7月のデータでは政府部門は2.5万人の減少を見込んでいるという。その上で、より重要なのは民間部門の雇用者数で、6月の7.4万人増から今回7月分は8.5万人増を予想しているという。予想コンセンサスは10万人増。
また、失業率も市場に影響を与えるとし、一般的に4.1%以下はタカ派的、4.3%以上は労働市場の緩みが増している兆候だと指摘している。コンセンサス予想は4.2%で、6月の4.1%から僅かに上昇すると見られている。
同エコノミストは「4.2%という数字は労働供給と需要がほぼ均衡していることを示す。しかし、小数点第2位が重要で、4.3%に近づくと市場はハト派のシグナルと受け取る可能性がある」と述べた。
*米雇用統計(7月)1日21:30
非農業部門雇用者数
予想 10.8万人 前回 14.7万人(前月比)
失業率
予想 4.2% 前回 4.1%
平均時給
予想 0.3% 前回 0.2%(前月比)
予想 3.7% 前回 3.7%(前年比)
民間部門雇用者数
予想 10.0万人 前回 7.4万人(前月比)
株探ニュース
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