レポート
配信元:フィスコ
投稿: 2025/07/31 07:43
*07:43JST NYの視点:米9月FOMC利下げ確率50%割れ、FRBは依然インフレ対処を重視
連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を4.25-4.50%に決定した。ウォラーFRB理事と、ボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長が利下げを主張し、反対票に投じた。理事2人の反対票は1993年以来で初めてとなる。
注目されていた声明やパウエルFRB議長会見では、9月利下げの可能性は示唆されなかった。景気判断は下方修正されたものの、不透明性に関しては上方修正された。インフレは依然高止まり。労働市場は減速も依然堅調との見解。議長は、「9月FOMCは決めていない」と言及したほか、FRBの2つの責務である最大雇用、2%インフレ安定において、インフレが雇用に比べ、目標値達成に遠いと言及し、インフレ対処を優先する姿勢を示した。米短期金融市場での9月利下げ確率は50%を割り込み44%まで低下した。
●景気
FOMC声明で、景気判断は「上半期の経済活動の成長は緩和した」と、「成長は堅調なペースでの拡大を継続」から下方修正した。
●不透明性
不透明性を巡り、「経済見通しを巡る不透明感は依然高い」へ、「不透明性が弱まった」から修正した。
●責務
目標達成、インフレは雇用よりも遠い
<CS>
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。