レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/08/01 22:15
＊ISM製造業景気指数（7月）23:00
予想 49.5 前回 49.0
このあと日本時間２３時に７月のＩＳＭ製造業景気指数が発表される。予想は４９．５と前回から若干の改善が予想されている。ただ、５０を下回る縮小圏での推移は継続すると見ているようだ。
前回６月分は受注と雇用が速いペースで縮小したことが影響していた。新規受注は大幅に低下し、関税引き上げと全体的な景気減速を反映した。需要減が雇用にも反映し、雇用指数は３カ月ぶりの低水準となっていた。企業は需要不足に対応するため、規模やコスト構造の適正化を実施していることが示唆されていた。
ただ、今回７月分は需要の相対的な改善すると見られている。既に発表になっている５つの米地区連銀の製造業景気指数のうち、４つで活動が改善。新規受注も相対的に改善を示しており、需要減のペースは鈍化したことが期待されている。在庫水準も多くの連銀指数で改善が見られていたこともフォローとなっている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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