レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/08/13 02:57
ロシア軍はここ数日、ウクライナ東部で突然の猛攻に打って出た。ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が伝えた。プーチン大統領はトランプ大統領との首脳会談を１５日に控え、戦場での優位性を求めている。
複数のアナリストや兵士によると、ロシアの歩兵部隊はウクライナ東部ドネツク州ドブロピリャ近郊で前線を数マイルに渡り押し広げているという。ロシアは３年半に渡る侵攻でウクライナでの占領地拡大に苦戦してきた。
ウクライナ軍によると、ロシアの小部隊がウクライナ側の防御の最前線を突破し、数カ月かけて築いた要塞地帯を迂回した。ウクライナ軍はこれに反撃している。同じ前線の別の部分も同じように突破されたが、先週撃退した。
今後の焦点は、ロシアが突破口を広げ、防備の手薄な地域にさらに深く侵攻するかどうかだ。そうした状況になれば、ロシアにとって重要な標的である東部ドネツク州の複数の都市への圧力が一層強まる。
ロシアのこうした攻勢で、今週アラスカでトランプ大統領と会談に臨むプーチン大統領の立場を強化する可能性がある。ロシア政府はドネツク州を自国の一部だと主張しており、首脳会談では同州などでのロシアの支配権を米国が認めるよう求めると見られるという。
株探ニュース
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