レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2025/08/14 14:20
アジア株まちまち ベッセント発言で米大幅利下げ観測浮上 ただ、パウエルは慎重な人
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 25590.00(-23.67 -0.09%)
中国上海総合指数 3690.88(+7.41 +0.20%)
台湾加権指数 24327.89(-42.13 -0.17%)
韓国総合株価指数 3222.97(-1.40 -0.04%)
豪ASX200指数 8878.20(+51.09 +0.58%)
インドSENSEX30種 80611.00(+71.09 +0.09%)
アジア株はまちまち。米国の積極利下げ期待が高まっているものの、高値警戒感から調整売りも見られる。台湾株は約1年ぶり、香港株は約4年ぶり高値付近。豪州株は史上最高値を更新。上海株は21年末来高値、一時3700ポイント台に乗せる場面もあった。
金融市場は米国の9月25bpの利下げを完全に織り込んでいる、一部で50bpの大幅利下げ期待も広がりつつある。7月の米CPIは関税の影響を最も受けやすい品目のインフレが鈍化した、トランプ関税政策の影響は比較的軽微にとどまっているようだ。
ベッセント米財務長官はFRBに対し150bp以上の利下げを要求。9月に50bpを皮切りに一連の利下げに踏み切るべきと主張。FRB暫定理事に指名されたミラン氏も関税によるインフレの証拠はないと繰り返した。
慎重なパウエルFRB議長が50bpの大幅利下げに踏み切る可能性は非常に低いが、今夜の米生産者物価指数とあすの米小売売上高が思いのほか弱い結果となれば、大幅利下げ期待は一段と高まり市場は先走る可能性がある。
豪州株は反発し史上最高値を更新。公益や生活必需品、不動産など幅広い銘柄が上昇している。
豪銀最大手オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)は0.6%安と続落、きのう5%超下げたにもかかわらず今日も下落している。キャッシュ純利益が過去最高となったものの、市場予想とほぼ一致したことで失望感が広がっている。アナリストが豪中銀の利下げを受け同行の業績見通しに悲観的になっていることも懸念されている。
きょう発表された豪州7月の雇用統計は強い内容だった。雇用者数が前回の+1000人から+2万4500人に大幅増加し、失業率は4年ぶり高水準4.3%から4.2%に改善した。
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。