レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/08/15 04:55
（NY時間15:55）（日本時間04:55）
インテル<INTC> 23.92（+1.70 +7.63%）
ＮＹ時間の引け間際になってインテル<INTC>に買いが強まっている。トランプ政権は、苦境にある同社に米政府が出資する可能性について協議しており、それは国内製造拡大を支援する狙いがあるという。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
この取引は、インテルが計画しているオハイオ州での工場拠点整備を下支えすることになるという。同社はかつて、同地を世界最大の半導体製造拠点にすると約束していたが、計画は繰り返し遅延している。出資規模は不明。
計画は、今週行われたトランプ大統領とインテルのタンＣＥＯとの会談に端を発しており、米政府が出資して株式を取得する案で詳細は調整中だという。
今回の合意が成立すれば、同社は支出削減や人員削減を進める中で財務基盤を強化できる。また、会談前にトランプ大統領がタンＣＥＯの中国との関係を理由に退任を求めていたが、タンＣＥＯが引き続きインテルの指揮を執る可能性も含まれる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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