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ビットコイン、売り優勢 投資熱に一旦陰りとの指摘も

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/08/18 21:09

*ビットコイン(ドル)(NY時間08:08)(日本時間21:08)
115174.38(-2518.20 -2.14%) 高118080.60 安114733.00
円建参考値 1699万3980(-371560 -2.14%)

*イーサ(ドル)
4299.46(-171.59 -3.84%) 高4536.60 安4228.85
円建参考値 63万4385(-25319 -3.84%)

*XRP(ドル)
2.9759(-0.1188 -3.84%) 高3.1155 安2.9427
円建参考値 439.09(-17.53 -3.84%)

 本日のビットコインは売りが優勢となっており、一時11万4000ドル台まで下落する場面が見られた。米財務省が戦略的備蓄のための新規購入を否定したことを受けて1週間半ぶりの安値を付けた。

 予想通りではあったものの、週末の米ロ首脳会談では合意は形成できなかったほか、先週の米インフレ指標、小売売上高などの重要指標を通過したが、市場では9月の利下げ期待に変化はないものの、一部で期待されていたような、FRBの積極的な利下げを促すような内容でもなかった。

 今週はワイオミング州ジャクソンホールでFRBがシンポジウムを開催し、金曜日のパウエル議長のスピーチに注目が集まっている。利下げの可能性は否定しないのかもしれないが、一部で期待されているような積極利下げを強調するようなことはないと見られている。

 市場のリスク許容度は低下こそしていないものの高まることもなく、仮想通貨市場はポジション調整が出ているものと思われる。そのような中、一部からはビットコインへの投資熱に一旦陰りが出てきたのではとの指摘も出ている。先週は12万ドルに何度も上値を拒まれたほか、オプション市場で下げを警戒した取引に需要が高まっている点を挙げている。トレーダーらはビットコインが現行水準から20%余りの下落を見込んでいるという。

 9月26日満期の権利行使価格9万5000ドルのプットオプションの購入が活発化している点がそうした見通しを裏付けており、それは先週の過去最高値12万4514ドルからの急落を示唆している可能性もある。

 また、暗号資産全体でポジション解消が加速しており、過去24時間で約3億6700万ドル規模の強気ポジションが手仕舞われたという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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