レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/08/19 02:02
（NY時間13:01）（日本時間02:01）
インテル<INTC> 23.46（-1.10 -4.48%）
トランプ政権がインテル<INTC>の株式１０％の取得を協議していると伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。その場合、米政府が最大株主となる可能性がある。
米政府はインテルに対するチップス・科学法に基づく補助金の一部または全額を株式に転換する形での投資を検討しているという。同社は商業用および軍事用生産のために合計１０９億ドルの補助金を受け取る予定となっている。
この金額は、目標とされている持分の取得にほぼ相当する。同社の現在の時価総額から１０％は約１０５億ドルに相当。関係者によると、持分の正確な規模やホワイトハウスがこの計画を実際に進めるかどうかはまだ流動的だという。
また、他の企業へのチップス法による補助金についても株式に転換する可能性にがあるという。ただし、この案が政権内で広く支持を得ているか、あるいは対象となる企業に提示されているかは不明だという。
チップス法の補助金では、受給企業が合意したプロジェクトのマイルストーン達成ごとに分割して支給される仕組み。同社は１月時点で２２億ドルをすでに受領している。この２２億ドルが潜在的な株式転換に含まれるのか、トランプ大統領就任後に同社が追加の補助金分配を受け取っているのか、また、株式化が進めばどのようなスケジュールで資金を受け取るのかは、現時点では不明だという。この報道を受けて株価は下落。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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