レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/08/28 22:56
(NY時間09:56)(日本時間22:56)
ダラー・ゼネラル<DG> 111.14(-0.07 -0.06%)
ディスカウントストアのダラー・ゼネラル<DG>が軟調。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、既存店売上高と1株利益の見通しを上方修正している。
同社は声明で「第2四半期の好業績と下期の改善見通しを反映し、通期のガイダンスを引き上げた。一方、消費者行動の不確実性も考慮している」と述べた。
時間外で株価は上昇していたものの、通常取引に入ると軟調に推移。その後の決算説明会で、第4四半期の粗利益率が厳しくなる可能性を警告したことが嫌気されている。第3四半期も販管費にさらなる圧力を予想したことも雰囲気を圧迫。
ただ、今回の決算は、米消費者が依然としてお得感のある商品への支出意欲を保っていることを示す内容となった。同社は売上の約80%を食品や生活必需品から得ており、米国の新たな関税対象となる輸入品への依存度が低い。特にディスカウント小売は節約志向の高まりを背景に好調なほか、従来の低所得層顧客が圧迫される一方、割安商品を求める高所得層の来店増加も集客を後押ししていた。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:2.8%増(予想:2.5%増)
・1株利益:1.86ドル(予想:1.56ドル)
・売上高:107.3億ドル 5.1%増(予想:106.7億ドル)
・粗利益率:31.3%(予想:30.5%)
・営業利益:5.95億ドル(予想:5.16億ドル)
(通期見通し)
・既存店売上高:2.1~2.6%増(従来:1.5~2.5%増)(予想:2.3%増)
・1株利益:約5.80~6.30ドル(従来:約5.20~5.80ドル)(予想:5.78ドル)
・売上高:4.3~4.8%増(従来:3.7~4.7%増)
【企業概要】
米国において消耗品、季節商品、家庭用品、アパレルなど様々な商品を提供しているディスカウントの小売ストアチェーン。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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