レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/09/02 22:00
＊ISM製造業景気指数（8月）23:00
予想 49.0 前回 48.0
このあと日本時間２３時に８月のＩＳＭ製造業景気指数が発表される。予想は４９．０と前回から改善が予想されている。前回７月分は引き続き企業のセンチメントが縮小し、９カ月ぶりの低水準に沈んでいた。受注の低調に加え、雇用縮小のペースが加速したことが響いた。縮小は５カ月連続。
ただ、今回８月分はやや改善が見込まれている。参考指標の各地区連銀の調査では、８月の米製造業活動は改善。５つの地区の調査のうち４つで新規受注と出荷が改善を示した。７月同様に、８月のデータは需要側の要因が底堅かったことを示している。また、５つの調査のうち３つで雇用が改善しており、雇用指数が７月ほど大きなマイナス要因にならなかったことを示唆している。
ただし７月と同様に、在庫と仕入れ先納期が主要な変動要因となる可能性が高い。地区調査の結果はまちまちだが、８月の報告では在庫が緩やかに反発し、仕入れ先納期は悪化するという展開が想定される。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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