レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/09/03 22:10
*米求人件数(7月)23:00
予想 738.2万人 前回 743.7万人
このあと日本時間23時に7月の米求人件数が発表され、事前予想は738万人と前回から減少が見込まれている。7月分の米雇用統計が弱い内容となっていたこともその予想の背景にありそうだ。
前回6月分は3カ月ぶりの減少に転じていたものの、コロナ前の平均は上回って推移しており、労働需要は引き続き安定的な推移が示唆されていた。今回も引き続き減少が予想されているが、労働需要の安定維持は示唆すると見られている。
一方、民間部門のデータから、同月の求人件数は僅かに増加した可能性があるとの見方も出ている。ただし、失業者数の増加の方がそれを上回った可能性が高く、労働需要のひっ迫感は一段と緩和に向かっているという。
全体的に企業側は採用の判断に慎重さが増しているほか、人員削減ではなく労働時間の調整で対応しようとしている。従って、7月に求人件数が増えたとしても、今後の採用拡大にはつながらない可能性があるとの指摘も出ている。
もっとも、米求人件数のデータは毎回変動が大きく、大幅な改定が入ることでも知られており、個々のデータに過度の信頼はおけないとも付け加えていた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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