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ビットコイン、米利下げ観測...

ビットコイン、米利下げ観測で小幅上昇 全体的には様子見

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/09/10 21:12

*ビットコイン(ドル)(NY時間08:12)(日本時間21:12)
112358.19(+840.36 +0.75%) 高112842.00 安110937.80
円建参考値 1657万2833(+123953 +0.75%)

*イーサ(ドル)
4332.17(+28.15 +0.65%) 高4336.14 安4285.49
円建参考値 63万8995(+4152 +0.65%)

*XRP(ドル)
2.9748(+0.0202 +0.68%) 高2.9875 安2.9366
円建参考値 438.78(+2.98 +0.68%)

 きょうのビットコインは小幅に上昇。前日は、市場が注目していた3月までの1年間の米雇用統計の年次改定が過去最高の下方修正となったことを受けて、ビットコインは売りの反応を見せていた。FRBの利下げ期待をさらに強化する内容ではあったが、景気の先行き不安も意識させる内容ではあった。

 ただ、ビットコインは11万ドル台を維持しており、下押す動きまでは見られていない。全体的に次のアクション待ちの雰囲気に変化はなく、11万ドル台前半での推移を継続している状況。

 シカゴ・オプション取引所(CBOE)を運営する米CBOEグローバル・マーケッツは、「ビットコインとイーサの継続型先物」の取引を開始すると伝わった。ブルームバーグが伝えた。暗号資産分野で「パーペチュアル先物」に似た仕組みを採用する。規制当局の承認を前提に11月10日に開始したい意向。

 満期のないパーペチュアル先物は現物を受け渡す必要がなく、レバレッジをかけて継続的に投資することが可能な取引。期間は10年と長期に設定し、日次で価格調整を行う仕組みを採用。限月を乗り換える手間が省かれる一方、米市場のルールにも準拠している設計となっている。

 CBOEは、暗号資産に長期投資する個人と機関投資家の双方に対しより安全な手段を提供すると説明。清算はCBOE傘下で米規制対象となる清算機関を通じて行われる。商品の構造は、暗号資産交換業者コインベースが今年導入したパーペチュアル型先物に類似している。

 米証券取引委員会(SEC)のアトキンス委員長は先週、新たな商品カテゴリーや市場の進展に関する規制の在り方について同委と米商品先物取引委員会(CFTC)が協議すると述べた。対象には予測市場やパーペチュアル先物、さらには両市場における24時間365日の取引が含まれるという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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