レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/09/11 22:57
*米消費者物価指数(CPI)(8月)21:30
結果 0.4%
予想 0.3% 前回 0.2%(前月比)
結果 2.9%
予想 2.9% 前回 2.7%(前年比)
結果 0.3%
予想 0.3% 前回 0.3%(コア・前月比)
結果 3.1%
予想 3.1% 前回 3.1%(コア・前年比)
この日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)は総合指数で前月比0.4%上昇と予想を上回った。コア指数は前月比0.3%の上昇と予想通りとなっている。ただ、来週のFOMCでの利下げ期待は維持。
食品とエネルギー商品を除いた財の価格は上昇ペースが加速。これには新車と中古車、衣料品、家電製品が含まれる。サービス分野では航空運賃が約3年ぶりの大幅上昇となった。インフレが長引いていることが示唆され、トランプ関税が一部品目の価格に影響している一方、サービス価格の上昇再開はより長期的な圧力がインフレ全般にかかっていることを反映している可能性を示す。
ここ数年のインフレを押し上げてきた住居費は、今年最大の0.4%上昇。家賃が上昇したほか、ホテル宿泊費は昨年11月以来の大幅上昇だった。住居費はサービス分野最大のカテゴリー。
FRBが注目する住宅とエネルギーを除くサービス価格は伸びが減速。医療ケアや娯楽、レンタカーの低下が影響した。FRBは全般的なインフレ軌道を判断する上でこうした指標が重要だと強調しつつ、別の指標であるPCE価格指数に基づいてインフレを算出している。
FRBは賃金の伸びにも注目しており、この日発表された別の統計では、実質平均時給は前年比0.7%上昇と、約1年ぶりの弱い伸びとなった。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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