レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/09/11 23:23
OPECは本日発表した月報で、OPECプラスは年後半に日量4345万バレルを供給する必要があり、これは8月に生産した日量4240万バレルを大幅に上回る。予測では、2026年の原油需要は日量4310万バレルに達する見込みだと報告した。
増産を再開しつつあるにもかかわらず、今年と来年の世界石油市場は依然として大幅な供給不足が見込まれるとの見方を示した。この見解は業界全体のコンセンサスとは食い違っている。
OPECプラスはこの日曜日に市場シェア回復を狙って、10月から停止中の生産の一部を再開することで合意した。本日公表されたOPEC事務局の分析は、さらなる増産の余地があることを示唆している。
ただし、OPECの需要予測は近年しばしば強気過ぎると批判されており、依然として他の予測機関と大きく食い違っている。OPECは世界の石油需要が今年は日量130万バレル増加すると予想しており、これは米大手金融機関が見込むペースより約40%大きい。昨年にOPECは2024年の需要見通しを複数回の下方修正し、最終的に32%減少させていた。
国際エネルギー機関(IEA)の見方とも大きく食い違っている。IEAは本日の報告で、中国の需要増加が減速し、米州の供給が急増していることを背景に、2026年には日量300万バレル超の記録的な石油余剰が生じると予想を引き上げた。
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