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ビットコイン、全体的に方向...

ビットコイン、全体的に方向感のない値動き FOMC待ち

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/09/15 21:12

*ビットコイン(ドル)(NY時間08:11)(日本時間21:11)
114921.00(-934.59 -0.81%) 高116783.70 安114704.10
円建参考値 1693万7057(-137740 -0.81%)

*イーサ(ドル)
4525.51(-93.54 -2.03%) 高4671.95 安4501.51
円建参考値 66万6970(-13786 -2.03%)

*XRP(ドル)
2.9949(-0.0449 -1.48%) 高3.0684 安2.9558
円建参考値 441.39(-6.62 -1.48%)

 きょうのビットコインはアジア時間に一時11万6000ドル台に上昇したものの、ロンドン時間にかけて伸び悩み、一時11万4000ドル台まで下落する場面も見られた。ただ、全体的には方向感のない値動きとなっている。

 今週のFOMCを見極めたい雰囲気のようだ。先月のジャクソンホールのシンポジウムでのパウエル議長の発言以降、雇用やインフレの指標を経て、市場はFRBの利下げへの期待を高めている。一部で観測されている0.50%ポイントの大幅利下げはないと見られているようだが、ほぼ利下げを確実視しているようだ。

 短期金融市場でも完全に0.25%ポイントの利下げを織り込んでおり、利下げ再開自体は既定路線と考えられている。そのような中、市場は今回同時に発表されるFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)に関心が移っている。

 市場は今回を含めて3回、年内に予定されているすべてのFOMCでの利下げを完全に織り込む動きが見られている。ドット・プロットが果たして市場の期待に沿った内容となるか注目される。

 いずれにしろ、FOMCまでは様子見の雰囲気が広がることも予想される。

 アナリストは、FRBが利下げを再開し、追加緩和を示唆すれば、暗号資産は上昇する可能性があると述べている。また、顧客データからは、顧客の81%がビットコインのロングを形成しており、イーサではそれが83%となっているという。このところの暗号資産の全般的な下落は最近の上昇を受けた利益確定を反映しているとも述べている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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