レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/09/16 21:21
米大手銀が世界のファンドマネジャー調査を発表し、株式を買い越しとしたのは28%と、7カ月ぶりの高水準となった。
米大手銀のストラテジストは、世界の株式は一段の上昇が見込まれると指摘。経済成長見通しの改善が強気派を支えているという。成長見通しに関する見方が約1年で最も大きく改善しており、景気減速を予想する投資家も差し引きで16%に留まった。
同ストラテジストは「リセッション(景気後退)を招きかねない貿易戦争のリスクが和らいだことで、強気派が増えている」と述べたほか、「株式へのエクスポージャーはまだ極端な水準には達しておらず、当面は上昇継続を示唆している」とも語った。
MSCIオールカントリー・ワールド指数(オルカン)は過去最高値を更新。AIへの熱が再び高まり、IT・ハイテク株を押し上げている一方、米国が導入した幅広い関税措置の影響は現時点では懸念されたほど大きくない。投資家はまた、FRBがリセッションを回避すべく、利下げを開始すると見込んでいる。同調査では、回答者のほぼ半数が今後12カ月でFRBが4回以上の利下げを実施すると予想している。
一方、回答者の約26%が第2のインフレ波が最大のテールリスクと答え、24%はFRBの独立性低下とドル安を懸念事項に挙げた。ただし、全体的にみれば、堅調な企業業績に支えられ、年末にかけて株が一段と上昇するとの見方も根強い。
また、参加者の約半数がAIがすでに生産性を押し上げていると回答した。
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