レポート
配信元:フィスコ
投稿: 2025/09/25 07:39
*07:39JST NYの視点:米8月新築住宅販売件数はポジティブサプライズ、先行指標も変動激しく回復に懐疑的見方も
米商務省が発表した8月新築住宅販売件数は前月比+20.5%の80万戸と、7月から減少予想に反し増加し、予想65万戸も上回った。2022年1月来で最高となった。増加率は22年8月来で最大。住宅ローン金利の上昇が緩和したほか、様々なプロモーションが奏功したと見られる。全地区で販売ペースの加速が見られたが特に南部での販売は2021年初旬来で最大のペースを記録。中間住宅価格は前年比+1.9%の41.35万ドルとなった。高級住宅の販売加速が中間価格を押し上げたが、今後は過剰な在庫が引き続き価格の上値を抑制すると見られている。
全米ホームビルダー協会(NAHB)が発表した建設業者のセンチメントは購入希望者の客足が低迷、販売の低下を示唆していたため、結果はポジティブサプライズとなった。新築住宅販売は住宅市場で占める割合は小さいが、契約時点での統計となるため市場の先行指数として注目される。同時に、修正幅も大きく、変動の激しい指数としても知られるため、住宅市場の回復基調にはまだ懐疑的な見方もある。
<CS>
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