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9月の米消費者信頼感、5カ月ぶりの低水準 雇用減速や景気全般への懸念 

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/09/30 23:33

*コンファレンスボード消費者信頼感指数(9月)23:00
結果 94.2
予想 96.0 前回 97.8(97.4から修正)

 先ほど発表になった9月の米消費者信頼感指数は94.2と予想を下回り、5カ月ぶりの低水準へと落ち込んだ。労働市場の減速や景気全般への懸念が背景となった。現況指数も7ポイント低下し1年ぶりの低水準となり、今後6カ月の期待指数も9月に低下した。

 ここ数カ月、雇用減速、根強いインフレ、株価の最高値更新など複数の要因が交錯する中、米消費者の信頼感は低迷している。

 ただ、年前半と比べて消費者心理は抑制されているものの、実際に消費支出は底堅さを堅持しており、景気を支えている。

 パウエル議長は労働市場を「雇用増加も解雇も少ない」と表現していたが、状況悪化を防ぐために今年初めて利下げを実施した。

 報告によると、「職が豊富」と回答した消費者の割合は2021年2月以来の低水準に低下した一方、「職を得るのが難しい」と答えた割合は変わらずに4年以上ぶりの高水準となっている。この2つの差は、エコノミストが注視する指標だが、2021年初頭以来の最小幅となった。

 エコノミストは「消費者の経済環境への評価はここ数カ月に比べて大幅に悪化し、雇用機会の現状評価は9カ月連続で低下。数年来の低水準に達した」と述べている。

株探ニュース

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