レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2025/10/08 01:30
ＮＹ連銀が発表した９月の月次調査で、米消費者の１年先インフレ期待が３．４％に上昇した。低・中所得層が特に物価上昇圧力に負担を感じている兆候が見られる。インフレ期待の上昇は、年間所得５万ドル未満の世帯と最終学歴が高卒の消費者の間で最も顕著だった。
一方、５年先のインフレ期待は３．０％と、前月の２．９％から小幅に上昇。３年先は３．０％で横ばいだった。
労働市場に対する消費者の期待は悪化が続いている。１年以内に職を失う可能性があるとみる消費者の割合が高まり、失業率が上昇するとみる消費者の比率も上昇した。
失職しても今後３カ月以内に新たな職が見つかる可能性があると考える消費者の割合もやや上昇。８月には過去最大の低下を記録していた。
家計に対する見方は強弱まちまち。１年前よりも生活が向上したと回答した消費者の比率は高まった一方、今後１年以内に状況が悪化すると回答した人の比率も上昇した。
株探ニュース
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