レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2025/10/09 09:40
きょうから中国市場再開 連休消費は期待外れ、株10年ぶり高値も支出にはほとんど寄与せず
きょうから中国市場が再開する、10月1日から8日まで国慶節・中秋節で休みだった。
中国国家統計局による公式データによると8日間の大型連休中の国内消費は堅調だったもよう。小売・飲食の連休中の売上高は前年同期比で2.7%増加した。ただ、一方で商務省発表の連休初日からの4日間の小売・飲食の売上高は3.3%増と5月連休の伸びの半分にとどまったようだ。旅客数は前年同期比6.2%増も5月連休中の8%増から減速、さらに映画興行収入は7日間で前年同期比17%減だった。
中国株は連日上昇し約10年ぶり高値をつけている。中国政府のAI推進や米中関係改善を受け投資家心理は改善しているものの、消費者の支出増加には結びついていないようだ。株投資している富裕層がより豊かになっている一方で、消費者は節約志向を強めている。中国の若者の失業率は8月に過去最高18.9%を記録、景気低迷で就職先が見つからず先行きに対する懸念が一段と高まっている。結果として連休中の消費活動は正常に戻ったものの、盛り上がりには欠ける内容だった。
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。