レポート
配信元:フィスコ
投稿: 2025/11/04 08:19
*08:19JST 3日の米国市場ダイジェスト:NYダウは226ドル安、ハイテクが支える
■NY株式:NYダウは226ドル安、ハイテクが支える
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は226.19ドル安の47336.68ドル、ナスダックは1
09.76ポイント高の23834.72で取引を終了した。
ディスカウント小売アマゾン(AMZN)の上昇が支え、寄り付き後、まちまち。予想を下回ったISM製造業景況指数を受け成長懸念にダウは反落した。ナスダックは終日堅調に推移し、まちまちで終了。セクター別では小売や自動車・自動車部品が上昇した一方、耐久消費財・アパレルが売られた。
絆創膏バンドエイドや解熱鎮静薬タイレノールを扱う消費者向け健康企業のケンビュー(KVUE)は、消費財メーカーのキンバリー・クラーク(KMB)による買収で合意したことを発表し、上昇。キンバリー・クラーク(KMB)は大きく売られた。半導体のエヌビディア(NVDA)はソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)が同社製の人工知能(AI)向けチップについて、アラブ首長国連邦(UAE)への輸出許可を政府から取得したと発表し上昇。
ディスカウント小売のアマゾン・ドット・コム(AMZN)は同社のクラウド部門がAI開発企業のオープンAIと380億ドル規模のインフラを巡る契約を締結、同社保有のエヌビディア製半導体へのアクセスを提供すると発表し、上昇。代替肉mメーカーのビヨンド・ミート(BYND)は第3四半期決算発表の延期が嫌気され大幅安。
ソフトウエア会社のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)は取引終了後に第3四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期見通し引き上げで、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米10月ISM製造業景況指数悪化も米FRB高官のタカ派姿勢受けてドル強含み
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円30銭まで上昇後、153円93銭まで反落し、154円22銭で引けた。米10月製造業PMI確定値が予想外に速報から上方修正され長期金利の上昇に連れドル買いが強まった。その後、米10月ISM製造業景況指数が予想外に低下したためドル買いが後退したが、連邦準備制度理事会(FRB)高官数人が12月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げに一段と慎重な姿勢を示したため下落も限定的となった。
ユーロ・ドルは1.1505ドルまで下落後、1.1538ドルまで上昇し1.1518ドルで、引けた。ユーロ・円は177円24銭まで下落後、177円78銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3109ドルまで下落後、1.3162ドルまで反発。ドル・スイスは0.8092フランまで上昇後、0.8068フランまで反落した。
■NY原油:下げ渋りで61.05ドル、60ドル台で押し目買いが入る
NY原油先物12月限は下げ渋り(NYMEX原油12月限終値:61.05 ↑0.07)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.07ドル(+0.11%)の61.05ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは60.51-61.50ドル。アジア市場で61.50ドルまで買われたが、米国市場の中盤にかけて60.51ドルまで下落。ただ、押し目買いの興味は残されており、まもなく61.47ドルまで反発し、通常取引終了後の時間外取引では61ドルを挟んだ水準で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 53.56ドル +0.11ドル(+0.20%)
モルガン・スタンレー(MS) 163.65ドル -0.35ドル(-0.21%)
ゴールドマン・サックス(GS)785.52ドル -3.85ドル(-0.48%)
インテル(INTC) 39.50ドル -0.49ドル(-1.22%)
アップル(AAPL) 269.05ドル -1.32ドル(-0.48%)
アルファベット(GOOG) 284.12ドル +2.30ドル(+0.81%)
メタ(META) 637.71ドル -10.64ドル(-1.64%)
キャタピラー(CAT) 570.59ドル -6.67ドル(-1.15%)
アルコア(AA) 37.20ドル +0.41ドル(+1.11%)
ウォルマート(WMT) 101.59ドル +0.41ドル(+0.40%)
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