レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2021/12/16 00:31
医薬品のイーライリリー<LLY>が商いを伴って上昇。取引開始前にガイダンスを公表しており、通期見通しを1株利益、売上高とも上方修正した。来年度の通期見通しも公表し、売上高は今年度よりも減収を見込んでいるが、1株利益は増益の見通しを示している。新製品の成長が新型ウイルス向けの抗体の需要低下を相殺すると見ているようだ。
同社のアシュケナージCFOは「弊社の主要な成長分野の製品への継続的な取り込みと今後の販売計画は、少なくとも2030年まで収益を伸ばすと確信している」と語った。
(通期見通し)
・1株利益(調整後):8.15~8.20ドル(従来:7.95~8.05ドル)(予想:8.05ドル)
・売上高:280~283億ドル(従来:272~276億ドル)(予想:275.8億ドル)
・粗利益率:78%(従来:79%)(予想:78.7%)
・研究開発費:69~71億ドル(予想:70億ドル)
(22年度の通期見通し)
・1株利益(調整後):8.50~8.65ドル
・売上高:278~283億ドル
・粗利益率:約80%
・研究開発費:70~72億ドル(予想:70億ドル)
(NY時間10:17)
イーライリリー<LLY> 269.49(+20.11 +8.06%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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