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ダウ平均が大幅安 AI関連中心にリスク回避が続く=米国株序盤

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/11/15 00:21

NY株式14日(NY時間10:17)(日本時間00:17)
ダウ平均   46976.42(-480.80 -1.00%)
ナスダック   22776.27(-94.09 -0.40%)
CME日経平均先物 50215(大証終比:-115 -0.23%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は大幅安。前日同様にリスク回避の雰囲気が続いており、米株式市場は売りが強まっている。IT・ハイテク株が引き続き下落の中心になっており全体に波及。

 前日は、来月のFRBの利下げ期待の後退で、特にAI関連株のバリュエーション懸念が再燃し、米株式市場は大幅安となっていた。

 FOMC委員による相次ぐ利下げへの慎重発言を受けて、短期金融市場では12月利下げ期待を50%未満に低下させている。1カ月前には利下げがほぼ織り込まれていたが、その見方が大きく後退。

 さらに、中国の10-12月期の前半の経済活動が予想以上に鈍化し、設備投資の前例のない落ち込みと工業生産の減速が確認されたことも市場心理を冷やしている。

 エコノミストは「市場には明らかに神経質さが漂っており、それは複数の要因から生じている。FRBが利下げ期待を打ち消すような姿勢を取れば悪材料となるが、FRBが十分なデータを持たない状況で、利下げは実施されない可能性が高い」と指摘。

 また、一部からは、「今週に入ってAI関連株への懸念が一段と強まっている。かつて人気を集めたオラクル<ORCL>の急落が投資家心理を冷やし、IT・ハイテク株の高バリュエーション、急増する債務調達、AIへの設備投資の膨張に対する警戒感を市場は強めている」といった声も聞かれる。もっとも、オラクルの成長はオープンAIとのクラウド契約に依存する部分が大きく、またハイパースケーラーに比べて手元資金が少ないという特殊事情もある。

 さらに、「2021年に起きたことを思い出すべきだ。あの時は特定銘柄が壊滅的に売られ、しばらくは他が持ちこたえたが、結局は市場全体が調整を迫られた。今回の下落は健全な調整と考えるが、ブレイクアウトや崩れたチャートが多く見られ、立て直すには時間がかかる」とコメントしている。

アップル<AAPL> 273.47(+0.52 +0.19%)
マイクロソフト<MSFT> 505.02(+1.73 +0.34%)
アマゾン<AMZN> 236.22(-1.36 -0.57%)
アルファベットC<GOOG> 276.74(-2.38 -0.85%)
アルファベットA<GOOGL> 276.10(-2.47 -0.89%)
テスラ<TSLA> 394.90(-7.09 -1.76%)
エヌビディア<NVDA> 186.68(-0.18 -0.10%)
メタ<META> 607.77(-2.13 -0.35%)
AMD<AMD> 246.23(-1.73 -0.70%)
イーライリリー<LLY> 1024.38(+3.01 +0.29%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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銘柄名称

株価

前日比

AAPL

アップル

 

275.48

(02:33)

+2.53

(+0.93%)

252.15

(02:33)

+4.19

(+1.69%)

237.25

(02:33)

-0.34

(-0.14%)

278.26

(02:33)

-0.86

(-0.31%)

277.65

(02:33)

-0.92

(-0.33%)

1,030.07

(02:33)

+7.20

(+0.70%)

610.24

(02:33)

+0.35

(+0.06%)

509.18

(02:33)

+5.89

(+1.17%)

189.71

(02:33)

+2.85

(+1.53%)

ORCL

オラクル

 

225.40

(02:33)

+7.83

(+3.60%)

TSLA

テスラ

 

408.31

(02:33)

+6.32

(+1.57%)

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