レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/11/18 22:52
米大手銀の調査によると、ファンドマネジャーの強気姿勢が強まっており、これは逆にリスク資産の上昇余地に対する懸念材料でもあると指摘している。
ストラテジストによると、投資家は株式に対して今年2月以来の最も強い「買い」、コモディティに対しても2022年9月以来の最も強い「買い」のポジションを取り、現金比率は3.7%と非常に低水準になっているとしている。
グローバル株式に対して差し引き34%が「買い」となったが、過去の複数年の相場天井では60%前後であることが多いとも指摘。
また、投資家は特に新興国に強気なほか、ヘルスケアは2022年12月以来の最も大きな「買い」となっていたという。
FRBが12月に利下げを行わない場合、こうした過熱感はさらに調整されると見ており、新興国と銀行株が本格的な第4四半期のリスク回避局面で最も脆弱と指摘している。一方、逆張りのロングとして小売と英資産を挙げた。
2026年の最良パフォーマンス資産としては、海外株式が42%でトップ、以下、米国株が22%、コモディティが9%、金と暗号資産が8%と続く。
マクロ経済では、53%がソフトランディングを予想し、37%はノーランディング、ハードランディングを予想するのは僅か6%で、世界の成長見通しは2024年12月以来、初めてプラスに転じた。
AIについては、53%がすでに生産性を押し上げていると回答する一方、企業がAIに過剰投資しているとの見方が20年ぶりに出てきたという。
最も人気化した取引はマグニフィセント7のロングが54%でトップ、次いで金のロングが28%となり、最大のテールリスクとしては45%がAIバブル、17%が国債利回りの無秩序な上昇、16%がインフレを挙げている。
株探ニュース
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