レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2025/11/21 03:17
トランプ政権による移民取り締まり強化と強制送還の拡大が労働市場に影響を及ぼしていることが本日の9月の米雇用統計で改めて示された。米国生まれの就業者数は9月に67万6000人増加し、外国生まれの就業者数は7万人減少した。米国生まれの労働力人口は34万8000人増え、外国生まれの労働力人口は16万6000人減った。
ただ、この数字には多くの注意点がある。まず、季節調整されておらず、変動が極めて大きい。9月は8月をほぼ相殺する数字だった。また、基になっているサンプルの世帯数が少ない。このサンプルと、恐らくすでに古くなった人口推計を使って試算されている。
さらに、外国生まれの人の調査回答率が低下している。滞在資格のない人は政府職員と話したがらないからかもしれない。外国生まれには、合法的に入国した人と不法に入国した人が含まれる。
それでも明らかな傾向がある。1年前と比較すると、就業者数は米国生まれが250万人増加し、外国生まれは100万人減少した。
これは必ずしも、不法移民が抜けた穴を埋めるなどして、米国生まれの人が移民の減少で恩恵を受けていることを意味するわけではない。9月までの12カ月間で、米国生まれの失業率は0.5ポイント上昇し、外国生まれでは0.1ポイント低下した。
株探ニュース
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