レポート
配信元:フィスコ
投稿: 2025/12/22 07:38
*07:38JST NYの視点:【今週の注目イベント】米GDP確定値、鉱工業生産、消費者信頼感、東京都部CPI、日銀、豪準備銀議事録
今週は米国の7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)確定値や10月・11月の鉱工業生産、コンファレンスボードが発表する消費者信頼感指数に注目が集まる。政府機関閉鎖で経済指標の発表に影響が出ている。連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策決定において重要視している消費者物価指数(CPI)の11月分は予想外に鈍化を示したが、ウィリアムズ米NY連銀総裁も指摘したが、政府機関閉鎖による歪みが懸念されている。
米国の7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)確定値や消費者信頼感指数で経済の動向を判断。物価高が引き続き影響し、信頼感は依然冴えない。米国の労働市場減速で、消費支出も鈍化し、経済成長を抑制する可能性は懸念となる。
また、東京都区部消費者物価指数(CPI)にも注目される。日銀は金融政策決定会合で1年ぶり利上げを決定。債券売りに長期金利は2%台と、1999年来の高水準となった。CPI動向で追加利上げの可能性を探る。
中国では貸出金利の指標であるローンプライムレート(LPR)が据え置かれる可能性が高い模様。購買担当者指数(PMI)は2025年の弱さを示唆する結果が予想されている。
欧米英、カナダ市場はクリスマス絡みの休場や短縮取引で参加者が限られる可能性がある。
■今週の主な注目イベント
●米国
22日:シカゴ連銀全米活動指数
23日:7-9月期国内総生産(GDP)確定、10月耐久財受注、10月、11月分の鉱工業生産・設備稼働率発表
12月コンファレンスボード消費者信頼感
24日:失業保険申請件数、株式、債券短縮取引
25日:クリスマスで休場
●英
22日:GDP
24日:株式、債券短縮取引
25日:クリスマスで休場
26日:ボクシングデーで休場
●日本
24日:日銀、10月金融政策決定会合の議事要旨公表
25日:植田日銀総裁が講演
26日:東京都区部消費者物価指数(CPI)
●中国
22日:貸出金利の指標ローンプライムレート(LPR)
●豪州
23日:豪州準備銀、12月金融政策決定会合の議事録公表
26日:ボクシングデーで休場
<CS>
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者、情報提供者及び広告主は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。